第2回『スカイリム』日記

ちょいす。

 

 

■拍手返信

>こちらこそありがとうございます！

 

 

 

デミオさんにHKSマフラーがついた！

ブログなんて更新してる場合じゃない！

早く走りたい！

 

 

 

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ほんの出来心・・・

わずかなゴールド欲しさにトラブルが起こり、

弾みで人を殺めてしまった。なんの罪も無い人を。

 

文字通り追われるようにリバーウッドを後にした私は

行くあても無く、岩陰に隠れ、

追っ手に怯えながら夜を明かした。

 

これからどうする・・。

ほとぼりが冷めるまで山賊の中に紛れ込むか・・。 

身の危険を感じつつも、

山賊のアジトになっているという

ブリーク・フォール墓地へ向かって歩き出した。

しばらく山道を歩き、

ブリーク・フォール聖堂の入り口にいた山賊に

仲間に入れてもらえるよう話そうとしたが、

有無を言わさず攻撃してきた。

 

こいつら言葉が通じないのか？

 

仕方ない・・・こいつらは皆殺しだ。

山賊になろうとした自分が馬鹿だった。

山賊なんて・・・！

 

 

リバーウッドへは戻れない。

仕方なし、旅の準備は山賊どもから剥いだ装備で行く。

 

 

スカイリム中央に位置する交易都市「ホワイトラン」を目指す。

情報収集や旅の準備、父の足取りを追うのが目的だ。

リバーウッドから離れれば離れるほど、

気持ちが軽くなっていくのを感じた。

木々のざわめき、ホワイト川のせせらぎ・・・すべてが心地よい。

広大な平原地帯であるホワイトラン地方は、

本当に素晴らしい、すごしやすい環境だ。

そうだ・・・気持ちをリセットしてイチから始めよう。

昨日までの悪夢とはおさらばだ。

 

しばらく歩くと・・・見えてきた。

ホワイトランの街並と、首長の住むドラゴンズリーチだ。

あの街に行けば・・・きっとなにかが始まるハズ・・！

 

 

スカイリムで広く愛されているハチミツ酒の醸造所に差し掛かった辺りで、

ホワイトラン周辺を見回っているホワイトランの衛兵に声を掛けられた。

 

「とまれ！」

 

・・・？？？？

なんだ・・この威圧的な態度は・・・。

首長の命で・・・・私を逮捕だと・・・？

どういう事だ。

 

・・・そうか、片隅の小さな村とは言え・・・

”あの”リバーウッドはホワイトラン地方だったか。

 

ここで捕まるワケにはいかない。

私は必死に抵抗した。

・・・が、さすが衛兵・・・・強い！

これはやられる！

回復薬も残りわずか・・・ここまでか。

 

「神様・・・もう二度と悪事は行いません。

　　罪も償います・・ですから命だけは・・・！」

 

私の必死の祈りが神様に通じたのか、

難易度がVERY EASYになった。

 

神様のチカラにより弱体化したホワイトラン衛兵を撃退。

弱体化したとは言え相当手強かった。

 

 

「・・・また殺してしまった。次、衛兵に止められたら・・・？

　　　やっぱり捕まるワケにはいかない・・・

　　　　　もうあとには引けないのだ・・・！」

 

私の、結局反省してない本心を神様が察してか、

難易度がNORMALに戻った。

 

 

本心・・・本性・・・・

　これが・・・私の本性・・・・・

 

 

 

素知らぬ顔、何事も無かったかのよう平然を装い、

堂々とホワイトラン入り口へ向かうも、

やはり世の中甘くは無い。

私の姿を確認するやいなや、敵意をむき出しにしてくる衛兵。

すっかり手配者か。

 

見張り台からコチラに向かってくるのが見えたが、

幸い距離があった為、難なく逃げ切れる事が出来た。

しかし、このままではホワイトランに入れない。

・・・どうしたものか。

 

 

安全な距離を探りつつホワイトランの様子を伺っていると、

「雇われ悪漢」という3人組に襲われた。

なんなんだコイツら・・・誰に雇われた・・・！？

返り討ちにして、雇った奴を調べようと思ったが、

やっぱり強くて太刀打ち出来ない。

 

武器をしまい、一目散に逃げ出した。

悪漢に追われながら、必死に走りながらどこへ逃げ込もうか考えた時・・・

もう私を助けてくれる者は居ないと思い知らされた。

 

・・・そうだ、ブリークウィンド水源が近くにあったハズだ。

あそこには巨人とマンモスが居る・・・・

彼らを刺激して、悪漢を撃退してもらおう。

 

結局追いかけてきた悪漢は1人。

そいつを上手くブリークウィンド水源へ誘導し、

私の思惑通り、巨人に殺してもらった。

・・・・が、そのまま私まで襲ってくる巨人。

 

「ちょ！ちょっと落ち着こう！

　　落ち着いて思い出してみよう！

　　　私なにもしてないよね！？」

 

しかし巨人どもは聞く耳持たず。

こいつら、言葉が通じないのか？

こんな奴ら、まともに相手に出来るハズが無い。

 

幸い奴らは遅い。

軽装で身軽な私は余裕で逃げ切れる事が出来た。

 

 

ホワイトランにはまた明日接近を試みてみよう。

とりあえず今夜は・・・・

ホワイトラン西の監視塔を制圧、根城にする事にした。

もちろん駐留していたホワイトラン衛兵は皆殺しだ。

奴らの遺体を塔の外へ運び出し、ベッドロールへ横たわった。

 

 

父の仇を討ちたい・・・ただそれだけだった。

華のある魔法使いになって華麗に闘いたかった。

それが今や・・・山賊から剥いだ臭い皮の鎧を身にまとい、

こそこそ逃げ隠れながら弓矢を射る・・・

これではまるで・・・暗殺者では無いか。

 

 

これが・・・私の本性・・・・・

 

 

やがて眠りについたその少女の顔には、

不敵な笑みが浮かんでいた。

 

 

 

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つづく。