ミュージカル「ニューブレイン」観た

ちょいす。

日本国内販売のフェラーリが値上げらしい。

円高ユーロ安による値下げでは無く値上げです。

値上げの理由は製造コストの高騰だそうで。

車種により70万円から最高336万円UPという、値上げ幅がハンパ無い。

フェラーリなどの非実用的な高級スポーツカーなんかは、

一部の金持ちが一種のステータスとして購入する傾向が強く

今回の値上げによって、一部の金持ち達の“選民思想”を更に刺激し、

販売台数の向上に繋がるかもしれない。

円高ユーロ安で日本国内値上げって・・・まさにボロ儲け。

さすがフェラーリさん。かっけー。

 

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先日の土曜日、日比谷にあるシアタークリエにて

「ニューブレイン」というミュージカルを観て来ました。

音楽座以外のミュージカルの観劇は初めて。

 

主役の人が劇団四季退団後初の舞台って事で、

新聞やニュースで「ニューブレイン」が紹介されたけど、

ぶっちゃけその主役の人は全く知らん。

共演者として出演していた、「畠中洋」さんだけが目的で

観に行ったようなモンっす。

 

S席とは言え・・・と思っていたけど、いざ着席してみたら

会場が意外と狭いせいか、舞台から距離が近く

芝居中の役者さんの表情もよく見えた。

畠中洋さんの表情も久しぶりに・・・・つーか、

実際舞台で生で観たのは今回が初めてだ。

今までずっとTVを録画したVHSで観てたり、

民放ドラマでちょい役で出演してたのを観てただけだったっけ。

畠中洋さん・・・ちょっと老けたなぁ。

・・・って、そりゃ、VHSで観てた1994年当時とは違うわな。

しかし、ダンスや歌声は相変らず素晴らしいものでした。

畠中洋さん最高。

 

「ニューブレイン」という作品自体は、

間に休憩が入らない程、短い作品だった。

2時間弱くらい。

序盤は物語のテンポがよく、短い作品であるという事を実感させたけど、

なぜか中盤から終盤にかけてテンポが悪くなり、

物語自体の底の浅さも実感した。詰めれば1時間の内容だと思う。

 

しかし。

観終わった感想としては、非常によかった。

舞台装置を効果的に使った演出や、

コーラスを担当する演者さんが情景の演出も兼ねるなど、

細かなトコロに面白いアイデアが詰まっていた。

更に、会場が狭いって事までも利用していて、

役者さんが客席の後ろから登場してきたり、退出したり。

舞台だけには留まらず、客席まで含んだ会場全体を使っている感じ。

マルシア演じる「ホームレスの女」が客席後方から登場した際は

軽くお客さんと絡んだりして、会場の笑いを誘っていた。

芝居中にお客さんと絡むなんて、これにはビックリした。

アドリブなのか台本なのか、セリフ中に

先日まで盛り上がっていた野球イベントWBCネタがあったり、

主役の人が元劇団四季って事で、

「これからライオン・キングを観に行くんだ」というセリフがあったりして、

その都度会場のお客さんは盛り上がっており、

とても、ユーモアとサービス精神があると感じた。

 

物語自体は浅かったけど、音楽はよかった。

なんか、全体的に「歌を聴かせる」作品になってた印象。

ミュージカル独特の「セリフ＋歌」だけに留まらず

歌として完成された1曲ってヤツがいくつもあった。

「心配性の母」が病床についた息子（主役）を

励ます為に唄ったアップテンポな曲がとくに良かった。

 

畠中洋さんも観られたし、

たまには音楽座以外のミュージカルもいいな、と感じた。

 

そんなに長いお芝居では無いし、東京でアクセスもいいし、

興味のある人は、是非一度観に行ってみてください。

 

http://www.tohostage.com/newbrain/index.html

 

「ニューブレイン」ダイジェストムービー